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自分は感動するが些細なことで引いてしまうんですね。今日ようやくわかった。感動するところまでは順調なのだが気に入らない描写があるとあっという間に引いてしまう。そして一回引くともう戻ってこれない。「これ感動するポイントなんだろうなあ」って所が何回もあって、頭でわかってても入り込めない。しかも「主人公たちの世界から行動が逸脱すると引く」「自分の気分が高まっていないときに泣くと引く」等の自分の性癖から考えると色々なものがたぶんNGになってしまう。きちんと自分たちの世界だけで結実した話を作るのは(それで感動させるのは)難しいのはわかるが。自分が好きな話っていうのはちゃんと世界の線引きがなされていて、一
種の箱庭の中で行われる話が好きなんでしょう。箱庭から出てるのに箱庭の中のルールを持ち込むな、と思う。そして無意識に箱庭の外で箱庭の中のルールを持ち出される、箱庭の外の人の気分になってしまう。傍観者から見ればその光景は滑稽かつ不可思議なもの。だから僕は引くのでしょうね。主人公たちの一員として感情移入すれば感動できること請け合いなんですが、それが出来ない人間はただその場から身を引き、ああまたかと寂しくなる。ひどい喜劇みたいです。早くそういう余計なことを考えない人間になりたい。
自分にとってさしたることじゃなくても他人にはそうだったり、自分の思ってることはぜんぜん他人はわかってないとかすそういうことをわからない人はめんどくさいです。特にそういう人の言動が強い強制力を持ってたり、その人の地位が高かったりするとなおさら迷惑。昔から思ってたけどそういう基本的なことがわかんないんだな、と残念に思います。そういう客観的な視線を持ってない人がガキと呼ばれる人なのだと思う。もちろんそれだけでは何も成り立たないのはわかるがそれにしてもそういう意識が低すぎる。
この文章の中に指示語が多くていやになる。大したことないのに思わせぶりな文章って不愉快ですね。変に見る人を意識し過ぎか。
2006年09月02日00時39分28秒コメント:0