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「陽気なギャングが地球を回す」読了。一気に読み終わった。頭っからお穴まで話がすっと通っていて非常に良かった。会話のテンポが非常にいい。外国のコメディーのように洗練されている。日本人にはあまり見られない文体かもしれない。落ちは読めるものの、そこまで行く過程やそのトリックの鮮やかさには仰天した。「ロマンはどこだ」と言う台詞も気に入った。

そして祥伝社という出版社の微妙さも大好き。僕の好きな宇仁田ゆみという漫画家も祥伝社から多く出版している。だから好きだ。たとえブックオフではさ行出版社の中に入れられていたとしても。

今月買った本を見たら新潮文庫の本が一冊しかなかった。珍しい。僕は新潮文庫の背中に着いている紐のしおりが大のお気に入りなので同じ本であれば出来るだけ新潮文庫から買うようにしている。何故他の文庫は同じ方法を採用しないのだろう。紙のやつは管理がしにくくてどうにも苦手だ。やはり金がかかるのだろうか。

black lagoonが何故か近くのローソンに一巻から五巻まで置いてあったので立ち読みした。面白い。陽気な~と同じように会話は粋。ああ言う会話が書けるようになりたい。内容は相当濃い。濃いしグロい。でも楽しい。やはりガンアクションというものは問答無用でカッコいいし、カッコいいものを読むのは楽しい。洒落た問答と合わさって昔の西部劇のような雰囲気になっていた。打ってるのはオートマだが。

ここ最近は半袖でいるには少々肌寒くなってきた。そろそろ新しい上着なんぞを買わなくてはならない。探していたピンクのパーカーは見つからない。言ったからには買いたい。

塾の英語のクラスにはブスしかいないが数学には可愛い子がいる。一般的には数学は女子は苦手らしいので、今自分が数学、英語ともに同じレベルにいることを考慮すると、数学にいる人の方が優秀である可能性の方が高い。ということは。頭がいい集団の方が美人が多いと言うことになる。また一つ良い大学に通わなければならない理由が増えた。

昔多治見が女性に対して、足からそのまま舐め尽くすように視線を浴びせているのを見て「気持ち悪い」みたいなことを言った気がする。舐め回すように見るのは気持ち悪いけど足から見るのはさほどではない。今日気づいた。自分が女性を見るとき最初に見るのが上着で、次かその次くらいに足を見ることを発見し、これは普通なのかもしれない、と考えを改めた。そして「足が綺麗で不細工なのはいるけど、足が綺麗じゃないけど美人ってのはいない。だから足から見る」と言っていたのを思い出し、いかほどの失敗と落胆を経ればそのような真理にたどり着くのか、その根気と慧眼に改めて背筋の凍る思いだ。

2006年10月15日01時45分52秒コメント:0

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