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この間コンビニに寄ったらジョジョ5部の総集編がまた売ってたわけです(あんなに頻繁に打って儲かるのか?と思うけど儲かるから出版してるんだろうなあ、アカギとか)。吸い寄せられるように読んだ。話はちょうどアバッキオが死ぬシーンで、やっぱあの警官とのやりとりは最高だな!とか一人で興奮していたわけですが、なんか今回はその話がちょっと違って見えたんですよねー。
なんか改めて見て結構驚いたんだけどアバッキオと殉職した警官のシーンてあの話(「いまにも落ちてきそうな空の下で」)の中の前半1/3くらいしかない。しかも件の台詞とかアバッキオが喋るシーンが出てくるまで通りをぼんやり眺めるアバッキオとか瓶を拾い続ける警官なんかの一見無駄に見えるシーンが含まれてる。なのに回想の話として印象深い。
そう思ってみると自分が感覚的にあんまり好きじゃないなあと思う作品って無駄な説明とか心情の吐露とかが多いんだよね。たぶん作者が読者に伝わるか不安になってしまったり、言い足りない気がして付け足してしまうんだと思う。でもそういう描写が多いといちいち説明してるみたいで奇妙な感じだし、興が削がれてしまうんだよね。まあナルトとかは終われない事情があるんだろうけど。
削ぎ落とすって何の分野でも大変だと思うけど、削ぎ落とせるくらい本質が見えてるのが一流って気もするから、荒木先生は一流の漫画家なんですよ。
2012年05月29日01時52分04秒コメント:0